継続的に飲食業界が発展していくためには、優れた料理技術や経営感覚をもった人財が不可欠です。ラムラでは、事業を通して調理やサービス技術を磨き、経営の視点をもった人財育成に努めています。これまでラムラで育った人財が独立し、それぞれ皆さんがこの業界を支える担い手になっています。今後も、これまでの技術や知識・経験を、次世代を担うスタッフに継承し、次世代の業界発展の基礎づくりに貢献していきます。
環境保全は、世界共通の重要課題です。ラムラでは、3Recoのスローガンの下、店づくりに資源の無駄づかいのない再利用や、店舗運営において再生品の利用促進、生ゴミの再生堆肥化推進などをとおして環境保全に努めています。この豊かで美しい地球を後世に残していくために、これらの取り組みを一層推進していきます。
地域の活性化がなくては日本全体が元気になりません。ラムラでは、国産食材使用率80%以上を目指し、東日本大震災の被災地である宮城県登米市産の米(減農薬5割減)の使用や、全国各地から地場野菜の積極的な直接仕入れにより、地方農家の皆さんの発展を支援しています。また、北海道湧別町で減農薬、無農薬栽培に挑戦している自社農場の運営をとおして、雇用の創出などで地域発展に一役買っています。私たちの生活は、国内だけでなく海外の国々とも深く関わっているため、よりグローバルな視点をもち、豊かな社会の実現に貢献していきます。
働きたくても様々な制約があって働けない方はたくさんいらっしゃいます。少子高齢化社会に入り、労働者人口が減少する中、幅広くいろんな方々にラムラの門戸を開けなくてはなりません。
ラムラでは、結婚・出産により休職、退職された女性スタッフの皆さんの社会復帰を支援しており、積極的に復職していただいています。また、高齢者採用も積極的に行っており、豊富な経験を活かし、調理や仕込み、直接お客さまに接するポジションなど幅広く活躍しています。
障がいのある方々も店舗で活躍しており、10年以上連続で法定雇用率を満たす水準の採用実績をつくっています。
最近は日本古来の古き良き芸術や文化を忘れがちになっています。ラムラは、店舗において「江戸の街並み」のを再現した店作りや、料理をとおして豊かな日本の食文化を表現し、日本の芸術・文化、伝統を後世に伝えていくメッセンジャーとなっています。
芸術や文化は、人々に喜びや感動を与える「こころ豊かな社会」の実現になくてはならないものです。
食を提供する企業として、全ての人々の健康を願っています。ラムラでは、人々の健康に寄与できるよう減化学肥料5割減の登米産米をはじめとし、無農薬、減農薬、無化学肥料、減化学肥料の食材を積極的に使用し、天然素材を原料としたもので味付けをしています。また、食をとおしてお客様が笑顔になることで、心も健康になり、そのために心からのおもてなしを実践しています。